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エベレスト&アンナプルナの自然と暮し
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地球温暖化と環境汚染で危機に直面するヒマラヤの自然と近代化で変わりゆく山村の生活を撮影しました。
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世界中から登山家、トレッカーそして観光客と人が集まるこの地方では、昔ながらにゆっくりと時間が流れているような気がします。
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車道建設が進むアンナプルナ地帯では、トレッカーに替わりに観光客が増え、環境破壊が進んでいます。
都会の資本が入り貧富の差が更にひらき、過疎化が目立ちます。
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山村を行くと、人は水と共に生きている事を実感します。
温暖化が深刻なヒマラヤですが
この雪解け水がネパールだけではなく、周辺諸国の数えきれない人々の命を支えています。
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※写真について興味のある方はメールで問い合わせてください。 |
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活動に参加した当初は現地で感謝されることに単純に感動してやりがい
を感じていました。
しかし、現地に通う度に次第に現実が見えてきます。
活動の為に役人に渡す賄賂、資材の密輸、詐欺と言われても仕方がないような補助金申請。
歴代の事務局長が長続きしなかった理由が分かりました。
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荒地を開墾するNGO |
現地にも日本人には理解できない障害があります。
多民族国家ならではの部族間の軋轢。
異教徒では絶対立ち入ることが出来ない信仰の壁。
廃止されても依然として超えられないカーストの壁。
ボランティア活動はこの壁の上を歩くようなもので、決して地に足を付ける事は出来ないようです。
熱い想いだけが空回りします。
その実態を紹介します。 |
○ボランティアに役立つ?現地安全情報 |
ネパールは、決して安全な国ではありません。
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報道されない行方不明者は後を絶ちませんし、怪我や病気でも医療施設は高額なのに低レベル。
交通機関の安全は運任せ。
食品の安全基準は無いに等しく、先進国では禁じられた農薬が横行。
どこどこのレストランは美味しい等の情報は厨房を見ればとても書けない店が多く有ります。
大気汚染は深刻なのに実態は不明です。
でも、注意すれば回避できる危険もあります。
そんな危険情報です。 |
(墜落後何年も放置されている飛行機の残骸) |
・今時のトレッキング
危険な場所や歩くのが馬鹿らしくなるコース
・ヒマラヤが見えない展望名所
いえいえ旅行社が言えないだけで最近は見えないのが当たり前
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